「川」

川手直人さんから、アルバムにコメントいただきました!

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melagukanの「ム」の演奏は、簡素な旋律に、

意識がおおむね1拍目に置かれた4拍子の平坦な律動によるけれども、

その楽器の往来のさまは、「あの辺りでは離れていたけれど」、「あそこでは一緒だった」、

楽句のさまは、「あそこのサックスの跳ねが」、「あの、バンジョーのストロークの前後の間が」

と いったふうに千切れ、こちらに舞い降りて来る。

そのようにして着地した音どもの記憶に、わたしはmelagukanのおふたりの

あいだに流れる時間の光景 を見る。

それは、つき合いの長い友人同士の落ち着いた会話という風情にあるが、

「ム」は、聴き手がそのような会話に際すべく、

丁寧に編集された録音音楽な のだと思う。

川手直人(作曲・演奏)

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川手さん、ありがとうございます!

「作曲・演奏」 とありますが、私が云うまでもなく川手さんは素晴らしいギタリストです(●)

自作自演、という事で「作曲・演奏」と書かれたのだと思います。

とてもかっこ良いです。


ムラグカンの今回のアルバム、デビューアルバムで「ム」といいます。

「ムッ」だとドングリですね。

最初のアルバムだから、ムラグカンの最初の文字「ム」にしてみました。

他にも意味はあったりなかったり、かもしれません。

「melagukan」と書きますから、「メラグカン」と呼ばれる事もありました。

 このアルバム以降、「ムラグカン」と呼んでもらえる、

そのきっかけにもなれば、と思います、「ム」。

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